都道府県の河川情報システム・河川監視カメラ一覧【47都道府県】

河川情報システム河川監視カメラライブカメラ

「奈良県河川情報システム」「長野県河川砂防情報ステーション」「高知県水防情報システム」——都道府県の河川情報サイトは名前がバラバラで、いざ大雨のときに探せないという声がよくあります。このページでは、都道府県の河川情報システムと河川監視カメラ(ライブカメラ)の探し方、国の情報との使い分けを整理しました。まずは全国河川のリアルタイム水位で大まかな状況をつかんでから、詳しく見たい川のある都道府県ページへ進むのが最短です。

河川情報は「国」と「都道府県」の二層構造

国土交通省「川の防災情報」(一級河川の直轄区間)

荒川・利根川・淀川・多摩川など、国が管理する大きな河川の水位観測所・雨量・監視カメラを全国横断で見られるサイトです。スマートフォンからも利用でき、「川の防災情報 スマホ」で検索されることが多いのはこのサイトです。全国の状況を俯瞰したいときに向いています。

都道府県の河川情報システム(県管理の中小河川)

自宅のすぐ横を流れるような中小河川は都道府県が管理しており、国のサイトには載っていないことがあります。県のシステムには、県管理河川の水位計・雨量計・監視カメラが細かく登録されています。市街地の内水氾濫や、支流からの越水を心配する場合は、こちらが本命です。

気象庁(洪水予報・危険度分布)

気象庁は指定河川洪水予報(氾濫注意〜氾濫発生の4段階)キキクル(危険度分布)を発表します。cocochaはこの気象庁データを利用しているため、県のシステムが混雑してつながらないときの代替としても使えます。

都道府県の河川情報システムの名称パターン

名称は違っても、ほとんどが次のいずれかのパターンです。お住まいの都道府県名と組み合わせて検索すれば、たいてい一発で見つかります。

  • 「○○県 河川情報システム」…奈良県・岩手県・岡山県など。もっとも多いパターン。
  • 「○○県 河川砂防情報」…長野県(河川砂防情報ステーション)・秋田県・鹿児島県など。土砂災害情報と一体化した形。
  • 「○○県 河川防災情報」…大阪府・福岡県・新潟県など。「防災」を冠する形。
  • 「○○県 水防情報システム」…高知県など。水防活動の視点で作られたもの。
  • 「○○県 土木防災情報」…山口県・静岡県など。道路・砂防を含む総合型。
  • 「○○県 雨量・河川情報」…和歌山県(河川・雨量防災情報)など。雨量とセットの形。

探すコツは、「都道府県名+河川+水位」または「都道府県名+河川+カメラ」で検索し、ドメインが pref.○○.lg.jp など自治体公式のものを選ぶことです。大雨のピーク時は検索結果の広告や転載サイトが上位に来ることがあるため、必ず公式ドメインかを確認してください。

河川監視カメラ(ライブカメラ)を見るときの注意

夜間はほとんど見えないことがある

赤外線対応のカメラでも、豪雨や霧の夜間は水面がほとんど判別できません。「カメラで確認できないから大丈夫」と判断するのは危険です。氾濫危険水位などの数値と、避難情報を優先してください。

ピーク時はつながらない前提で

台風接近時や氾濫危険情報の発表直後は、公式サイトにアクセスが集中して画像が更新されなくなります。事前に複数の確認手段をブックマークしておき、つながらないときは気象庁データベースの表示(本サイトなど)に切り替えてください。

カメラのある場所=自分の家の前ではない

監視カメラは数kmおきにしか設置されていません。カメラ地点で余裕があっても、下流や支流の合流点では状況が違います。地点ごとの差は水位をリアルタイムで確認する方法で解説しています。

絶対に川や用水路を見に行かない

水害の犠牲者には、様子を見に行った際の転落が毎年含まれます。冠水した道路は側溝との境目が見えません(道路冠水・アンダーパスの危険)。確認は必ず屋内から、カメラと水位データで行ってください。

よくある質問

都道府県が管理する中小河川の水位・雨量・監視カメラをまとめて公開しているウェブサイトです。「奈良県河川情報システム」「長野県河川砂防情報ステーション」「高知県水防情報システム」のように名称は都道府県ごとに異なりますが、役割はほぼ同じです。
国土交通省の「川の防災情報」は国が管理する一級河川の直轄区間が中心で、都道府県のシステムは県管理の中小河川まで細かくカバーします。自宅の近くの小さな川を見たい場合は都道府県のシステム、大河川の全体状況を見たい場合は国のサイトが向いています。
国管理区間は国土交通省の「川の防災情報」、県管理区間は各都道府県の河川情報システム内のカメラ一覧から見られます。夜間は視界が悪く通信も集中するため、カメラだけに頼らず水位の数値と警戒レベルを併せて確認してください。
大雨のピーク時は公式サイトが重くなります。cococha(ここちゃ)は気象庁の指定河川洪水予報データをもとに軽量表示しているため、そうしたときの代替として使えます。避難の判断は自治体の避難情報を最優先してください。
国土交通省の「川の防災情報」はスマートフォン向け表示に対応しており、アプリを入れなくてもブラウザから利用できます。cocochaもインストール不要のウェブサービスです。通知を受け取りたい場合は、各自治体の防災メール・防災アプリの登録が確実です。