山形県の河川一覧・危険度
山形県の主要河川と水害の特徴
山形県には最上川(もがみがわ)・赤川(あかがわ)・最上小国川(もがみおぐにがわ)・須川(すかわ)・寒河江川(さがえがわ)・立谷沢川(たちやざわがわ)・鮭川(さけがわ)などの河川があります。県のほぼ全域が最上川水系で、上流(置賜)から中流(村山)・下流(庄内)へ時間差で増水し、川幅が狭まる下流部で水位が上がりやすいのが特徴です。日本三大急流の一つで、台風や線状降水帯のほか、春の融雪出水でも増水します。各河川の現在水位は上の一覧から確認できます。危険度の段階は氾濫発生情報とは(洪水予報4段階)、確認手順は水位をリアルタイムで確認する方法をご覧ください。
山形県の河川を地区別に見る
山形市・上山市・天童市・寒河江市(須川・馬見ヶ崎川・寒河江川)は村山盆地の低地に支流が集まります。米沢市・南陽市・長井市・川西町・飯豊町(置賜の最上川上流・松川・鬼面川)は盆地の出水に注意が必要です。新庄市・最上町・戸沢村(最上小国川・鮭川・角川)は谷が狭く短時間で増水します。鶴岡市・酒田市(赤川・最上川下流・京田川・日向川)は庄内平野の低地が広く、堤防決壊時は広範囲の浸水が想定されます。
山形県で氾濫しやすい川・注意したいエリア
最上川は下流の狭窄部(庄内側)で水位が上がりやすく、2020年7月には大江町・中山町・大蔵村などで氾濫しました。最上川上流(置賜)は2022年8月の大雨で飯豊町・小国町・米沢市などが被災しました。赤川は鶴岡市街を流れ、最上小国川は新庄市・最上町で氾濫の記録があります。市街地では川の氾濫の前に用水路や下水があふれる内水氾濫にも注意してください。
山形県の過去の主な水害
- 2022年8月 大雨:前線の停滞で置賜地方を中心に記録的な雨。最上川上流や支流が氾濫し、飯豊町・小国町・米沢市などで住宅浸水、鉄道(米坂線)が長期にわたり不通となった。
- 2020年7月 令和2年7月豪雨:最上川が中流・下流で氾濫危険水位を超え、大江町左沢や中山町・大蔵村などで浸水被害。県管理区間・国管理区間の複数箇所で越水が発生した。
- 2018年8月 大雨:庄内・最上地方で大雨となり、戸沢村などで土砂災害・浸水が発生した。
お住まいの想定浸水深と避難先は事前にハザードマップの見方で確認してください。融雪期は少ない雨でも川の水量が増えるため、春先の大雨にも注意が必要です。
山形県の河川水位・監視カメラの確認方法
山形県は県管理河川の水位・雨量・ライブカメラを「山形県河川砂防情報システム」で公開しています(検索窓に「山形県 河川砂防情報システム」と入力すると見つかります。名称やURLは変更されることがあります)。最上川・赤川など国管理区間は国土交通省「川の防災情報」で確認できます。cocochaでは気象庁の指定河川洪水予報データをもとに、上の一覧で主要河川の現在の警戒レベルをリアルタイム表示しています。カメラの探し方は山形県の河川ライブカメラ・監視カメラにまとめています。
「氾濫情報」が出たときの判断
ニュースで「氾濫」と聞いても段階で行動が変わります。氾濫注意情報(Lv.2)は準備、氾濫危険情報(Lv.4)は避難指示の段階です。水位の基準は氾濫危険水位とは、用語の違いは洪水と氾濫の違いで整理しています。最上川は上流の雨が下流に届くまで時間差があるため、雨がやんだ後に水位が上がることがあります。