台風や大雨が接近すると、河川の水位は短時間で急上昇します。氾濫は雨のピークから数時間遅れて発生することが多く、「雨が弱まったから安心」とは限りません。このページでは、台風接近時に河川氾濫から命を守るための水位の見方・避難のタイミング・事前の備えをまとめました。
いま自分の地域の河川がどのレベルか、まずはリアルタイム水位・洪水情報トップや洪水警報ページで確認しましょう。
警戒レベル別・とるべき行動
ポイント:レベル3で高齢者・乳幼児・体の不自由な方は避難を始め、レベル4(避難指示)が出たら全員が直ちに安全な場所へ移動します。レベル5は「すでに災害が起きている」状態で、無理な移動が危険な場合は建物の上階へ逃げる垂直避難を選びます。
避難のタイミングを逃さない
早めの避難が原則
夜間や暴風雨のピーク時の避難は、かえって危険です。台風の接近が予想される段階で、明るいうち・風雨が強まる前に避難を完了させましょう。特に河川の近く・低い土地・地下空間にいる場合は早めの行動が命を分けます。
河川氾濫の危険なサイン
① 上流での記録的な大雨 ② 水位の急激な上昇 ③ 水が濁り、流木やゴミが増える ④ 水位が堤防の高さに近づく ⑤ マンホールや側溝から水が噴き出す。こうした兆候が見えたら、警報を待たずに避難してください。
雨が弱まっても油断しない
大河川では、流域に降った雨が集まって下流で水位がピークになるまで時間差があります。自分の地域で雨がやんでも、上流の雨で水位が上がり続けることがあります。リアルタイムの水位確認を続けましょう。
台風が来る前にやっておく備え
情報・避難先の確認
自治体のハザードマップで自宅の浸水想定の深さと、最寄りの避難所・安全な避難ルートを家族で共有しておきます。スマホで河川水位をすぐ確認できるよう、よく使う河川ページをブックマークしておくと安心です。
備蓄・持ち出し品
3日分の水・食料、常備薬、現金、懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、貴重品、着替えを非常持ち出し袋にまとめます。スマホは満充電にしておきましょう。
住まいの対策
ベランダや庭の飛びやすい物を室内へ、側溝・排水溝・雨どいの詰まりを掃除、必要なら土のうや止水板を準備。車は浸水しない高い場所へ移動させます。