京都府の河川一覧・危険度
京都府の主要河川と水害の特徴
京都府には淀川・桂川・鴨川・木津川・由良川などの指定河川があります。京都盆地は周囲を山に囲まれ、台風や線状降水帯による大雨で河川が急増水しやすい地形です。都市部では内水氾濫のリスクもあります。
桂川・鴨川
京都市内を流れる身近な河川。2013年の台風18号では桂川が氾濫し嵐山周辺で大規模な浸水被害が発生しました。市街地を流れるため増水時の警戒が必要です。
木津川・宇治川(淀川水系)
府南部を流れ、最終的に淀川へ合流します。上流域の大雨が時間差で増水をもたらすため、雨が止んでも油断は禁物です。
由良川
府北部の福知山市などを流れる河川。過去にたびたび氾濫し市街地が浸水しています。流域の方は早めの氾濫危険水位の確認を。
各河川の現在水位は上の一覧から、確認手順は水位をリアルタイムで確認する方法をご覧ください。
京都府の河川を地区別に見る
京都市内(鴨川・桂川・高野川)は観光地・住宅地が密集し、増水時は河川敷や橋周辺の混雑にも注意が必要です。宇治市・城陽市・八幡市・木津川市などの山城地域(宇治川・木津川)は淀川本流への合流点にあたり、上流の雨が時間差で到達します。福知山市・舞鶴市・綾部市などの中丹地域(由良川)はたびたび浸水被害を受けてきました。京丹後市・宮津市などの丹後地域(竹野川・野田川)は日本海側特有の大雨・台風で増水しやすい地形です。
京都府で氾濫しやすい川・注意したいエリア
由良川は流域の勾配が緩く水はけが悪いため過去にたびたび氾濫し、2004年の台風23号では福知山市街地が広範囲に浸水しました。桂川は2013年の台風18号で氾濫し、嵐山・渡月橋周辺で浸水被害が発生しています。木津川・宇治川は上流域の大雨が時間差で増水をもたらすため、府南部にお住まいの方は雨が止んでも油断は禁物です。
京都府の過去の主な水害
- 2004年10月 台風23号:由良川が氾濫し、福知山市街地が広範囲に浸水。水位が観測史上最高を記録し、由良川沿いで観光バスが増水した水の中に立ち往生して乗客がヘリコプターで救助される事態となった。
- 2013年9月 台風18号:桂川が氾濫し、嵐山・渡月橋周辺の旅館・商店街で浸水被害。京都府に大雨特別警報が発表された。
- 1953年(昭和28年)8月 南山城水害:木津川流域を中心とした豪雨で堤防が各所で決壊し、京都府南部で多数の死者・行方不明者が出た。
お住まいの想定浸水深と避難先は事前にハザードマップの見方で確認してください。
京都府の河川水位・監視カメラの確認方法
京都府管理の河川は「京都府河川防災情報」で水位・雨量・カメラ映像を公開しています(検索窓に名称を入力すると見つかります。名称やURLは変更されることがあります)。桂川・宇治川・木津川・由良川など国管理区間は国土交通省「川の防災情報」で確認できます。cocochaでは気象庁の指定河川洪水予報データをもとに、上の一覧で主要河川の現在の警戒レベルをリアルタイム表示しています。カメラの探し方は京都府の河川ライブカメラ・監視カメラにまとめています。
「氾濫情報」が出たときの判断
ニュースで「氾濫」と聞いても段階で行動が変わります。氾濫注意情報(Lv.2)は準備、氾濫危険情報(Lv.4)は避難指示の段階です。水位の基準は氾濫危険水位とはで整理しています。