石川県の河川一覧・危険度
石川県の主要河川と水害の特徴
石川県は加賀地域に手取川(てどりがわ)・梯川(かけはしがわ)・犀川・浅野川・大聖寺川、能登地域に町野川・鈴屋川・塩津川・熊木川などの中小河川が流れます。手取川は日本有数の急流で扇状地に金沢市南部から白山市・能美市の市街地が広がり、能登の川は流路が短く短時間の強い雨で一気に増水・氾濫しやすいのが特徴です。各河川の現在水位は上の一覧から確認できます。危険度の段階は氾濫発生情報とは(洪水予報4段階)、確認手順は水位をリアルタイムで確認する方法をご覧ください。
石川県の河川を地区別に見る
金沢市は市街地を犀川・浅野川が貫き、2008年の浅野川氾濫のように都市部の内水氾濫と川のあふれが重なりやすい地域です。白山市・能美市・小松市(手取川・梯川流域)は扇状地・低地が広く、堤防決壊時は広範囲の浸水が想定されます。加賀市(大聖寺川・動橋川)も低地の浸水に注意が必要です。輪島市・珠洲市・能登町・七尾市など能登地域は2024年の記録的大雨で複数の中小河川が同時に氾濫し、甚大な被害が出ました。
石川県で氾濫しやすい川・注意したいエリア
とくに浅野川(金沢市)は2008年7月に氾濫し床上・床下浸水が約2,000戸に達しました。梯川(小松市)は2022年8月の大雨で内水氾濫が発生。能登では町野川・鈴屋川・塩津川(輪島市)若山川・宝立地区の河川(珠洲市)が2024年9月に氾濫しています。手取川本川は水位上昇まで時間差がありますが、いったん危険水位に達すると被害範囲が広くなります。
石川県の過去の主な水害
- 2024年9月21日 奥能登豪雨:輪島市で1時間121mmなど記録的な大雨。塩津川・鈴屋川・町野川など能登の複数河川が氾濫し、輪島市・珠洲市・能登町で多数の死者・行方不明者。同年1月の能登半島地震の被災地・仮設住宅も浸水した。
- 2022年8月4日の大雨:小松市の梯川水系で内水氾濫が発生し住宅・道路が浸水。白山市・能美市などでも被害。
- 2008年7月28日 浅野川豪雨:金沢市で局地的な猛烈な雨により浅野川が氾濫。旧市街を中心に約2,000戸が浸水した。
お住まいの想定浸水深と避難先は事前にハザードマップの見方で確認し、マイ・タイムラインを作っておくと安心です。地震で地盤が緩んだ能登地域では、平年より少ない雨でも土砂災害・氾濫が起きやすくなっています。
石川県の河川水位・監視カメラの確認方法
石川県は県管理河川の水位・雨量・ライブカメラを「石川県河川砂防情報システム」で公開しています(検索窓に「石川県 河川砂防情報システム」と入力すると見つかります。名称やURLは変更されることがあります)。手取川・梯川など国管理区間は国土交通省「川の防災情報」で確認できます。cocochaでは気象庁の指定河川洪水予報データをもとに、上の一覧で主要河川の現在の警戒レベルをリアルタイム表示しています。カメラの探し方は石川県の河川ライブカメラ・監視カメラにまとめています。夜間や急な増水時は無理に川へ近づかず、屋内から状況を確認してください。
「氾濫情報」が出たときの判断
ニュースで「氾濫」と聞いても段階で行動が変わります。氾濫注意情報(Lv.2)は準備、氾濫危険情報(Lv.4)は避難指示の段階です。水位の基準は氾濫危険水位とは、用語の違いは洪水と氾濫の違いで整理しています。市街地では川があふれる前に道路が冠水する内水氾濫が先に起こることが多く、河川の水位が低くても油断はできません。