新潟県の河川一覧・危険度
新潟県の主要河川と水害の特徴
新潟県には信濃川(しなのがわ)・阿賀野川(あがのがわ)・関川(せきかわ)・荒川(あらかわ)・三面川(みおもてがわ)・姫川(ひめがわ)・魚野川(うおのがわ)・五十嵐川(いからしがわ)・刈谷田川(かりやたがわ)などの河川があります。日本最長の信濃川をはじめ流域が広い川が多く、梅雨末期の集中豪雨・融雪出水・冬の融雪と大雨が重なる出水で急増水します。越後平野は海抜の低い土地が多く、堤防決壊時は排水に時間がかかり浸水が長引きます。台風や線状降水帯による大雨にも警戒してください。各河川の現在水位は上の一覧から確認できます。危険度の段階は氾濫発生情報とは(洪水予報4段階)、確認手順は水位をリアルタイムで確認する方法をご覧ください。
新潟県の河川を地区別に見る
新潟市は信濃川・阿賀野川の河口部と鳥屋野潟・親松排水機場周辺の低地を抱え、大雨時の内水氾濫・道路冠水が起こりやすい地域です。長岡市・三条市・見附市(信濃川・刈谷田川・五十嵐川)は2004年の水害で甚大な被害が出た流域です。上越市(関川・保倉川)、村上市(三面川・荒川)、糸魚川市(姫川)、魚沼・南魚沼(魚野川)もそれぞれ増水の早い川沿いに市街地があります。
新潟県で氾濫しやすい川・注意したいエリア
五十嵐川・刈谷田川は2004年7月の新潟・福島豪雨でともに堤防が決壊し、三条市・中之島町(現長岡市)で多数の犠牲者が出ました。関川・保倉川は上越市街を流れ、合流点付近で水位が上がりやすい川です。荒川・加治川は1967年の羽越水害で大きな被害を出しました。本川の水位が低くても、支流や排水路のあふれによる内水氾濫が先に起こることが多いので油断はできません。
新潟県の過去の主な水害
- 2004年7月13日 新潟・福島豪雨(7.13水害):五十嵐川と刈谷田川の堤防が決壊し、三条市・中之島町・見附市などで広範囲が浸水。逃げ遅れによる高齢者の犠牲が相次ぎ、避難情報のあり方が全国的に見直される契機となった。
- 2011年7月 新潟・福島豪雨:只見川・魚野川・信濃川支流などが増水し、魚沼・十日町・三条・長岡などで浸水・土砂災害が発生した。
- 1967年8月 羽越水害:荒川・加治川などが氾濫し、下越地方から山形県にかけて甚大な被害が出た。
お住まいの想定浸水深と避難先は事前にハザードマップの見方で確認し、マイ・タイムラインを作っておくと安心です。融雪期は少ない雨でも川の水量が増えるため、春先の大雨にも注意してください。
新潟県の河川水位・監視カメラの確認方法
新潟県は県管理河川の水位・雨量・ライブカメラを「新潟県河川防災情報システム」で公開しています(検索窓に「新潟県 河川防災情報システム」と入力すると見つかります。名称やURLは変更されることがあります)。信濃川・阿賀野川・関川・荒川など国管理区間は国土交通省「川の防災情報」で確認できます。cocochaでは気象庁の指定河川洪水予報データをもとに、上の一覧で主要河川の現在の警戒レベルをリアルタイム表示しています。カメラの探し方は新潟県の河川ライブカメラ・監視カメラにまとめています。夜間や急な増水時は無理に川へ近づかず、屋内から状況を確認してください。
「氾濫情報」「警報」が出たときの判断
ニュースで「氾濫」と聞いても段階で行動が変わります。氾濫注意情報(Lv.2)は準備、氾濫危険情報(Lv.4)は避難指示の段階です。水位の基準は氾濫危険水位とは、用語の違いは洪水と氾濫の違いで整理しています。いま出ている大雨・洪水警報は気象庁の警報・注意報ページやcocochaの洪水警報一覧で確認できます。