東京都の河川ライブカメラ・監視カメラ【リアルタイム】

東京都監視カメラ河川情報システム

大雨のとき、東京都の川が今どうなっているかを確かめたい——そんなときに現地を見に行くのは絶対に避けてください。東京都の河川は国土交通省「川の防災情報」と「東京都水防チャンネル/東京都建設局の水位情報」の2か所でカメラ画像が公開されています。ただしカメラより先に見るべきは水位の数値です。まずは東京都の河川水位・氾濫情報で危険度を確認してから、必要に応じてカメラを開くのが安全な順番です。

東京都の河川カメラは2か所に分かれている

日本の河川は規模によって管理者が国と都道府県に分かれており、カメラ映像の公開先もそれに従います。神田川・石神井川・目黒川など区部の中小河川は都のシステム、荒川・多摩川は国のカメラが中心です。

国管理
川の防災情報
荒川などの一級河川。国土交通省のサイトで全国のカメラを地図から選べます。
県管理
東京都水防チャンネル
東京都が管理する中小河川はこちら。検索窓に「東京都水防チャンネル」と入力すると公式サイトが見つかります。

探す川がどちらの管理か分からないときは、「東京都 河川 ライブカメラ」のように県名を頭に付けて検索すると管理者の公式サイトにたどり着きやすくなります。市区町村が独自にカメラを設置している場合もあるため、市名でも検索してみてください。※システムの名称・URLは変更されることがあります。

東京都の主要河川とカメラの探し先

東部低地(江東5区)はゼロメートル地帯で、区部の中小河川は集中豪雨時に短時間で水位が上がります。荒川・多摩川・江戸川など国が管理する河川のカメラは国土交通省の各河川事務所と「川の防災情報」、神田川・石神井川・目黒川など東京都が管理する中小河川のカメラは「東京都水防チャンネル」で公開されています。探している川がどちらの管理かを先に確認すると、目的のカメラに最短でたどり着けます。

河川名流れる主な区市カメラ映像の公開元
荒川北区・足立区・墨田区・葛飾区・江戸川区国土交通省 荒川下流河川事務所/川の防災情報
多摩川羽村市・調布市・世田谷区・大田区国土交通省 京浜河川事務所/川の防災情報
江戸川葛飾区・江戸川区国土交通省 江戸川河川事務所/川の防災情報
中川・綾瀬川足立区・葛飾区・江戸川区国土交通省 江戸川河川事務所/東京都水防チャンネル
隅田川北区・台東区・墨田区・中央区東京都水防チャンネル
神田川・善福寺川・妙正寺川杉並区・中野区・新宿区・千代田区東京都水防チャンネル
石神井川・新河岸川練馬区・板橋区・北区東京都水防チャンネル
野川・仙川国分寺市・調布市・世田谷区東京都水防チャンネル
目黒川・呑川目黒区・品川区・大田区東京都水防チャンネル
浅川・秋川八王子市・日野市・あきる野市国土交通省 京浜河川事務所/東京都水防チャンネル

各河川の現在の水位・氾濫危険度は東京都の河川水位ページで一覧できます。全国の指定河川は主要河川一覧から確認してください。

東京都の河川氾濫・水害の歴史

2019年の台風19号(東日本台風)で多摩川が増水し、二子玉川周辺など川沿いの住宅地で浸水被害が発生しました。

カメラを見るときの4つの注意点

  • リアルタイム動画ではない:多くの河川カメラは静止画を数分〜十数分ごとに更新する方式です。表示されている画像は「今」ではありません。
  • 夜間・豪雨では判別できない:真っ暗、あるいは雨で白く霞んで何も分からないことがあります。映像に頼らない判断が必要です。
  • 大雨時はアクセスが集中する:東京都に警報が出ている時間帯はサーバーが重くなり、開けないことがあります。
  • 停電・通信障害で停止する:カメラそのものが動かなくなる場合があります。

いずれの場合も、水位の数値と警戒レベルが最優先の判断材料です。手順は水位をリアルタイムで確認する方法にまとめています。

カメラより先に見るべき警戒レベル

Lv.5
氾濫発生情報
緊急安全確保
Lv.4
氾濫危険情報
避難指示
Lv.3
氾濫警戒情報
高齢者等避難
Lv.2
氾濫注意情報
避難行動確認

東京都の道路冠水情報をリアルタイムで確認する方法

河川カメラは川を映すもので、道路の冠水状況までは分かりません。東京都の道路冠水情報は次の順で確認してください。

1
自治体・道路管理者
東京都や市町村の公式SNS(X等)・道路情報サイトで通行止め・冠水箇所を確認。
2
キキクル
気象庁「キキクル」の浸水害・洪水危険度分布で面的な危険エリアを確認。
3
河川カメラ
近くの河川が増水していないか、本ページのカメラで補助的に確認。

アンダーパスや線路下の道路は周囲より低く、短時間の豪雨でも一気に水没します。水深が分からない冠水路には絶対に進入せず、迂回してください。手順の詳細は道路冠水情報をリアルタイムで調べる方法と車が冠水したときの対処を参照してください。

また、増水した川や用水路を見に行った人の水難事故が毎年発生しています。田んぼの様子、排水路の詰まり、家の裏の川——いずれも確認に行く価値はありません。カメラは「見に行かなくて済むようにする」ための仕組みです。

東京都の河川カメラ よくある質問

国が管理する荒川などの大きな河川は国土交通省「川の防災情報」、県が管理する中小河川は「東京都水防チャンネル/東京都建設局の水位情報」でカメラ画像が公開されています。神田川・石神井川・目黒川など区部の中小河川は都のシステム、荒川・多摩川は国のカメラが中心です。
cococha(ここちゃ)の東京都ページで、東京都に発表されている氾濫注意情報〜氾濫発生情報をリアルタイムに確認できます。カメラを探す前に、まず数値と警戒レベルで危険度を把握してください。
大雨時はアクセスが集中して表示が遅くなります。また夜間や豪雨では映像から状況を判断できません。その場合は水位の数値と警戒レベル、自治体の避難情報を基準に判断してください。
河川カメラは川を映すもので道路の冠水状況までは分かりません。冠水情報は①東京都や市町村の公式SNS・道路情報②道路管理者(国道・県道の通行止め情報)③キキクル(大雨・浸水危険度分布)の順で確認するのが確実です。アンダーパスなど水深が分からない道には絶対に進入しないでください。
映像は「今の見た目」、水位・警戒レベルは「氾濫までの余裕」を示すため、両方を見るのがおすすめです。荒川の氾濫情報・水位、隅田川の水位、東京都の洪水情報で数値と警戒レベルを確認したうえで、カメラで周辺の様子を補ってください。夜間や豪雨時は映像だけで判断せず、自治体の避難情報を優先してください。