車が冠水したときの対処と脱出方法

走行の判断脱出方法アンダーパス

大雨や台風の最中、運転中に道路が冠水する場面は珍しくありません。車の水没事故は判断の遅れが命取りになります。冠水した道路には入らないのが大原則。万一閉じ込められたときの脱出方法まで、事前に知っておきましょう。

走行をやめる水深の目安

約10cm

ブレーキ性能が落ち始めます。水しぶきでエンジンに水を吸い込む危険も。

約30cm(ドア下端)

多くの車で走行が困難に。エンジンが停止するおそれがあり、これ以上は進入禁止です。

約50cm(床面以上)

エンジン停止・車体が浮いて流される危険。水圧でドアが開かなくなります。すぐに脱出を。

水没・閉じ込め時の脱出手順

① シートベルトを外す ② 電動窓が動くうちに窓を開ける ③ 開かなければ脱出用ハンマーでサイドガラスの四隅を強く叩いて割る(フロントガラスは割れにくい) ④ 窓から脱出 ⑤ ドアは車内外の水位差が小さくなると開くため、最終手段として水位が上がるのを待ってから押し開ける。脱出用ハンマーは運転席の手の届く場所に常備しておきましょう。

特に危険な場所・行動

アンダーパス・地下駐車場

周囲より低く、短時間で水が溜まります。入口で浅く見えても中央が深いことが多く、進入は厳禁です。

夜間・冠水で見えない道

側溝やマンホールの蓋が外れていても水面下では見えず、転落の危険があります。冠水路は徒歩でも車でも避けましょう。

橋・河川沿いの道

増水時は橋上・河川沿いを避け、河川の水位を確認して早めに高い場所へ移動します。

よくある質問

ドア下端(約30cm)でブレーキが効きにくくなり、床面(約50cm)でエンジンが停止しやすく、ドアが水圧で開きにくくなります。冠水路には進入せず引き返すのが原則です。
窓から脱出します。電動窓が動くうちに開ける、動かなければ脱出用ハンマーでサイドガラスの四隅を割ります。フロントガラスは割れにくいので側面を狙います。
周囲より低く大雨時に短時間で水が溜まります。入口では浅く見えても中央が深く、進入後に動けなくなる事故が多いため、大雨時は通行を避けてください。