今日の河川水位・洪水情報まとめ|全国の氾濫危険情報をリアルタイムでチェック
このページでわかること
今日の全国の河川・洪水状況(自動更新)
気象庁「指定河川洪水予報」を約90秒ごとに取得し、氾濫注意情報以上が発表されている河川を集計しています。中小河川の水位計・カメラは各都道府県の水防災情報システム、面的な危険度はキキクル(危険度分布)で確認してください。数値・発表は速報値です。
▶ 地図で見たい場合は 全国の氾濫・洪水マップ、警報の一覧は 全国の洪水警報・氾濫情報、都道府県ごとの詳細は トップページの都道府県別リンク からどうぞ。
過去の災害記録(日付別まとめ)
大きな河川氾濫や氾濫危険情報が出た日について、その日の発表状況・対象市区町村・とるべき行動を日付別の記録ページとしてまとめています。上のパネルが現在の状況、以下は過去の記録です。
- 2026年9月9日|東海の大雨:岐阜県の飛騨川(木曽川水系)に氾濫危険警報(レベル4相当)、下呂市が約1万2600人に避難指示。木曽川中流・小貝川に氾濫注意報。
- 2026年9月8日|東海・関東の大雨:愛知県の庄内川に氾濫特別警報(レベル5相当)、天白川に氾濫危険警報。東京都の野川・仙川・善福寺川・石神井川に氾濫危険(レベル4相当)。
洪水予報の4段階と警戒レベル
大きな川(指定河川)では、水位の上がり方に応じて氾濫注意情報 → 氾濫警戒情報 → 氾濫危険情報 → 氾濫発生情報の順に情報が発表されます。それぞれが市区町村の出す避難情報の警戒レベルに対応しています。
| 警戒レベル | 河川の情報 | とるべき行動 |
|---|---|---|
| レベル5相当 | 氾濫発生情報 | すでに氾濫が発生。緊急安全確保。命を守る最善の行動を |
| レベル4相当 | 氾濫危険情報 | いつ氾濫してもおかしくない水位。危険な場所から全員避難 |
| レベル3相当 | 氾濫警戒情報 | 高齢者等避難。ほかの人も避難の準備・自主避難の検討 |
| レベル2相当 | 氾濫注意情報 | 避難先・経路・持ち出し品を確認 |
用語の詳細は氾濫発生情報とは(洪水予報4段階)、警戒レベルとは、氾濫危険水位とはで解説しています。
情報が出たらとる行動
上のパネルに自分の地域の河川が出ているときは、レベルに応じて次のように動きます。レベル4(氾濫危険情報)を待たず、レベル3の時点で避難の準備を始めるのが安全です。
- 氾濫警戒情報(レベル3相当):避難の準備。高齢者・子ども・体の不自由な人がいる家庭は、この段階で避難を開始します。ハザードマップで自宅の浸水想定と避難先を再確認。
- 氾濫危険情報(レベル4相当):全員避難。その川の近く・浸水想定区域にいる人は、市区町村の避難指示を待たずに、川と反対方向の安全な場所へ移動を完了させます。
- すでに外が危険なとき:垂直避難。道路が冠水した/暗い/猛烈な風雨、という状況では無理に外へ出ず、頑丈な建物の高い階、川と反対側の部屋へ。
- 地下・アンダーパスから離れる。地下室・地下駐車場・地下街・地下鉄出入口は水が一気に流れ込みます。車でのアンダーパス通過も避けてください。
- 情報を取り続ける。市区町村の避難情報、河川の情報、キキクルを確認。スマホの充電を確保します。
川があふれる前に起きること(内水氾濫)
「近くの川はあふれていないから大丈夫」とは限りません。短時間の強い雨では、下水道や排水路が雨をさばききれず、川があふれる前に道路・低地・地下が冠水する内水氾濫が先に起こります。都市部ほどこの被害が大きくなりやすい特徴があります。
- アンダーパス、立体交差の下、半地下の駐車場は、周囲より低いため水がたまりやすく、短時間で車が水没する深さになります。
- マンションの地下電気室が浸水すると、停電・断水・エレベーター停止が長期間続くことがあります。
- マンホールや側溝から水が噴き出しているのは、下水道が満杯になっているサインです。
内水氾濫の詳細は内水氾濫とは、道路の冠水については道路冠水・アンダーパスの危険にまとめています。ハザードマップで内水(雨水出水)のリスクもあわせて確認してください(見方)。
河川水位をリアルタイムで確認する方法
ひとつの情報源に頼らず、「大きな川の水位」「中小河川」「面的な危険度」「市区町村の避難情報」を組み合わせて見ます。
| 手段 | わかること | 使い方 |
|---|---|---|
| cococha(このサイト) | 全国の指定河川の現在の警戒レベル・都道府県別の状況 | このページ上部のパネルで自動更新。全国マップ、各都道府県ページも活用 |
| 川の防災情報(国土交通省) | 国管理区間の水位・カメラ・洪水予報 | スマホ版をホーム画面に追加しておくと早い(スマホでの見方) |
| 各都道府県の水防災情報システム | 都道府県が管理する中小河川の水位・雨量・ライブカメラ | 「(都道府県名) 水防災 総合情報」で検索 |
| キキクル(気象庁) | 土砂・浸水・洪水の危険度を地図で色分け(黄→赤→紫→黒) | 「キキクル」で検索。紫になったら避難(見方) |
| 市区町村の防災情報 | 高齢者等避難・避難指示・緊急安全確保、開設中の避難所 | お住まいの市区町村の公式サイト・防災アプリ・防災メール・X |
確認手順の全体像は水位をリアルタイムで確認する方法にまとめています。
全国の過去の主な水害
- 2018年7月 西日本豪雨(平成30年7月豪雨):岡山県倉敷市真備で小田川などが決壊、広島・愛媛でも土砂災害が多発し、全国で200人を超える死者・行方不明者が出た。
- 2019年10月 台風19号(令和元年東日本台風):長野の千曲川、福島・宮城の阿武隈川、多摩川など東日本の多くの河川が氾濫。堤防決壊は7県71河川140か所に及んだ。
- 2020年7月 豪雨(令和2年7月豪雨):熊本県の球磨川が広範囲で氾濫し人吉市などが浸水、大分・福岡・岐阜・長野でも河川氾濫が相次いだ。
- 2021年8月・2023年6〜7月:前線の停滞による大雨で、佐賀・福岡・広島・秋田・富山などで河川氾濫と内水氾濫が発生。
- 2024年9月 能登半島豪雨:元日の地震で被災した石川県輪島市・珠洲市で河川が氾濫し、仮設住宅も浸水した。
いずれも「これまで浸水しなかった場所」で被害が出ているのが共通点です。過去の実績は安全の根拠になりません。自宅と職場・学校の浸水想定を、雨が降る前に確認しておいてください。避難のタイミングを時系列で決めるマイ・タイムラインも有効です。