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災害記録

2026年9月9日 東海の大雨 河川氾濫まとめ|飛騨川に氾濫危険警報・下呂市に避難指示

📅 記録日:2026年9月9日 🗾 岐阜県・愛知県・茨城県 📝 手動まとめ(速報値ベース)
2026年9月9日の大雨
飛騨川(木曽川水系)に氾濫危険警報(レベル4相当)/下呂市が約1万2600人に避難指示
前線と湿った空気の影響で東海地方に発達した雨雲がかかり続け、岐阜県で記録的な大雨に。夜のはじめ頃にかけて線状降水帯の発生も予想されました。この日の河川情報の時系列・対象市町村・とるべき行動を記録としてまとめています。

このページでわかること

  • 2026年9月9日、東海地方を中心に発表された河川の洪水予報を時系列でまとめた記録です
  • 岐阜県:飛騨川(木曽川水系)に氾濫危険警報(警戒レベル4相当)、下呂市で浸水のおそれ
  • 下呂市が約5,000世帯・1万2,600人あまりに避難指示(警戒レベル4)
  • 木曽川中流(岐阜・愛知)、小貝川(茨城)に氾濫注意報(レベル2相当)
  • いま現在の全国の発表状況は下のライブパネル今日の河川水位・洪水情報まとめで確認できます

9月9日 岐阜・東海の河川の状況

2026年9月9日は、前線と湿った空気の影響で東海地方に発達した雨雲がかかり続け、岐阜県で記録的な大雨となりました。降り始め(6日15時)から9日午後4時までの雨量は、下呂市宮地で261.0mm、多治見で239.5mm、下呂市金山で222.0mmに達しています。岐阜県では9日夜のはじめ頃にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれもありました。以下は速報値をもとに手動でまとめた記録で、数値・時刻は後から訂正される場合があります。

岐阜県|飛騨川に氾濫危険警報(レベル4相当)

時刻河川発表対象・内容
15:40飛騨川(木曽川水系)レベル4 氾濫危険警報飛騨川が氾濫危険水位に到達。堤防決壊などによる氾濫のおそれ。下呂市で浸水のおそれ
夕方木曽川中流レベル2 氾濫注意報岐阜県・愛知県

下呂市は飛騨川の氾濫のおそれがあるとして、5,043世帯・1万2,664人を対象に警戒レベル4「避難指示」を発表しました。飛騨川沿いの低い土地や浸水想定区域にいる人は、市の避難所や川から離れた高い場所へ移動が必要な段階です。

氾濫危険警報(レベル4相当)は、いつ川があふれてもおかしくない水位という情報です。避難指示が出ている地区の人は、市の指示を待たずに川と反対方向へ避難を完了させてください。すでに外が危険なとき(暗い・道路冠水・激しい雨)は、無理に移動せず頑丈な建物の上の階、川と反対側の部屋にとどまる垂直避難に切り替えます。

岐阜県内の詳しい状況は 岐阜県の河川水位・洪水情報、地図は 全国の氾濫・洪水マップ、ライブ映像は 河川ライブカメラ で確認できます。

その他の地域|小貝川に氾濫注意報

時刻河川発表対象
19:30小貝川レベル2 氾濫注意報茨城県

関東でも大気の状態が不安定で、局地的に強い雨が降りました。氾濫注意報(レベル2相当)は、避難の準備を始める前の段階として、避難先・経路・持ち出し品を確認しておく目安です。利根川水系の桜川、日光川に出ていた氾濫注意報はその後解除されました。

この記録は9月9日時点の速報値ベースで、自動更新されません。解除・新たな発表など、いま現在の全国の発表状況は下の「現在の全国の河川・洪水状況」パネル、または今日の河川水位・洪水情報まとめでご確認ください。

現在の全国の河川・洪水状況(参考・自動更新)

下のパネルは、いまこのページを開いている時点の全国の指定河川洪水予報を表示します(9月9日の記録とは別に、常に最新の状況を示します)。

LIVE 最終更新 —
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    気象庁「指定河川洪水予報」を約90秒ごとに取得し、氾濫注意情報以上が発表されている河川を集計しています。中小河川の水位計・カメラは各都道府県の水防災情報システム、面的な危険度はキキクル(危険度分布)で確認してください。数値・発表は速報値です。

    ▶ 地図で見たい場合は 全国の氾濫・洪水マップ、警報の一覧は 全国の洪水警報・氾濫情報、都道府県ごとの詳細は トップページの都道府県別リンク からどうぞ。

    洪水予報の4段階と警戒レベル

    大きな川(指定河川)では、水位の上がり方に応じて氾濫注意情報 → 氾濫警戒情報 → 氾濫危険情報 → 氾濫発生情報の順に情報が発表されます。それぞれが市区町村の出す避難情報の警戒レベルに対応しています。

    警戒レベル河川の情報とるべき行動
    レベル5相当氾濫発生情報すでに氾濫が発生。緊急安全確保。命を守る最善の行動を
    レベル4相当氾濫危険情報いつ氾濫してもおかしくない水位。危険な場所から全員避難
    レベル3相当氾濫警戒情報高齢者等避難。ほかの人も避難の準備・自主避難の検討
    レベル2相当氾濫注意情報避難先・経路・持ち出し品を確認

    用語の詳細は氾濫発生情報とは(洪水予報4段階)警戒レベルとは氾濫危険水位とはで解説しています。

    情報が出たらとる行動

    上のパネルに自分の地域の河川が出ているときは、レベルに応じて次のように動きます。レベル4(氾濫危険情報)を待たず、レベル3の時点で避難の準備を始めるのが安全です。

    1. 氾濫警戒情報(レベル3相当):避難の準備。高齢者・子ども・体の不自由な人がいる家庭は、この段階で避難を開始します。ハザードマップで自宅の浸水想定と避難先を再確認。
    2. 氾濫危険情報(レベル4相当):全員避難。その川の近く・浸水想定区域にいる人は、市区町村の避難指示を待たずに、川と反対方向の安全な場所へ移動を完了させます。
    3. すでに外が危険なとき:垂直避難。道路が冠水した/暗い/猛烈な風雨、という状況では無理に外へ出ず、頑丈な建物の高い階、川と反対側の部屋へ。
    4. 地下・アンダーパスから離れる。地下室・地下駐車場・地下街・地下鉄出入口は水が一気に流れ込みます。車でのアンダーパス通過も避けてください。
    5. 情報を取り続ける。市区町村の避難情報、河川の情報キキクルを確認。スマホの充電を確保します。
    川や用水路の様子を見に行かないでください。過去の水害では、水位の確認や排水作業に出た人が転落・流される事故が繰り返し起きています。確認は屋内から、河川ライブカメラと水位データで。

    川があふれる前に起きること(内水氾濫)

    「近くの川はあふれていないから大丈夫」とは限りません。短時間の強い雨では、下水道や排水路が雨をさばききれず、川があふれる前に道路・低地・地下が冠水する内水氾濫が先に起こります。都市部ほどこの被害が大きくなりやすい特徴があります。

    • アンダーパス、立体交差の下、半地下の駐車場は、周囲より低いため水がたまりやすく、短時間で車が水没する深さになります。
    • マンションの地下電気室が浸水すると、停電・断水・エレベーター停止が長期間続くことがあります。
    • マンホールや側溝から水が噴き出しているのは、下水道が満杯になっているサインです。

    内水氾濫の詳細は内水氾濫とは、道路の冠水については道路冠水・アンダーパスの危険にまとめています。ハザードマップで内水(雨水出水)のリスクもあわせて確認してください(見方)。

    河川水位をリアルタイムで確認する方法

    ひとつの情報源に頼らず、「大きな川の水位」「中小河川」「面的な危険度」「市区町村の避難情報」を組み合わせて見ます。

    手段わかること使い方
    cococha(このサイト)全国の指定河川の現在の警戒レベル・都道府県別の状況このページ上部のパネルで自動更新。全国マップ、各都道府県ページも活用
    川の防災情報(国土交通省)国管理区間の水位・カメラ・洪水予報スマホ版をホーム画面に追加しておくと早い(スマホでの見方
    各都道府県の水防災情報システム都道府県が管理する中小河川の水位・雨量・ライブカメラ「(都道府県名) 水防災 総合情報」で検索
    キキクル(気象庁)土砂・浸水・洪水の危険度を地図で色分け(黄→赤→紫→黒)「キキクル」で検索。紫になったら避難(見方
    市区町村の防災情報高齢者等避難・避難指示・緊急安全確保、開設中の避難所お住まいの市区町村の公式サイト・防災アプリ・防災メール・X

    確認手順の全体像は水位をリアルタイムで確認する方法にまとめています。

    全国の過去の主な水害

    近年、全国で起きた大きな河川災害
    • 2018年7月 西日本豪雨(平成30年7月豪雨):岡山県倉敷市真備で小田川などが決壊、広島・愛媛でも土砂災害が多発し、全国で200人を超える死者・行方不明者が出た。
    • 2019年10月 台風19号(令和元年東日本台風):長野の千曲川、福島・宮城の阿武隈川、多摩川など東日本の多くの河川が氾濫。堤防決壊は7県71河川140か所に及んだ。
    • 2020年7月 豪雨(令和2年7月豪雨):熊本県の球磨川が広範囲で氾濫し人吉市などが浸水、大分・福岡・岐阜・長野でも河川氾濫が相次いだ。
    • 2021年8月・2023年6〜7月:前線の停滞による大雨で、佐賀・福岡・広島・秋田・富山などで河川氾濫と内水氾濫が発生。
    • 2024年9月 能登半島豪雨:元日の地震で被災した石川県輪島市・珠洲市で河川が氾濫し、仮設住宅も浸水した。

    いずれも「これまで浸水しなかった場所」で被害が出ているのが共通点です。過去の実績は安全の根拠になりません。自宅と職場・学校の浸水想定を、雨が降る前に確認しておいてください。避難のタイミングを時系列で決めるマイ・タイムラインも有効です。

    よくある質問

    今日、全国のどこで河川氾濫の危険が高まっていますか?
    このページ上部の「今日の全国の河川・洪水状況」パネルが、気象庁の指定河川洪水予報を約90秒ごとに自動取得し、氾濫注意情報以上が出ている河川と都道府県を危険度順に表示しています。氾濫危険情報(警戒レベル4相当)以上が出ている河川がある場合は、その河川名と都道府県が上位に並びます。各都道府県の詳しい状況は都道府県ページ、地図で見たい場合は全国の氾濫・洪水マップで確認できます。
    河川水位・洪水情報はどこで確認できますか?
    大きな川の洪水予報はこのページや都道府県ページ、気象庁「川の防災情報」で確認できます。中小河川の水位計やライブカメラは各都道府県の水防災情報システム、土砂・浸水・洪水の面的な危険度は気象庁「キキクル(危険度分布)」で確認します。避難情報(高齢者等避難・避難指示・緊急安全確保)は、お住まいの市区町村が発表します。ひとつの情報源に頼らず組み合わせて見るのが基本です。
    氾濫危険情報(警戒レベル4相当)が出たらどうすればいいですか?
    氾濫危険情報は、いつ川があふれてもおかしくない水位に達したという情報で、警戒レベル4相当です。その川の近くや浸水想定区域にいる人は、市区町村の避難指示を待たずに、川と反対方向の安全な場所へ全員が避難を完了させてください。すでに外が危険な場合は、無理に移動せず建物の高い階へ移る垂直避難に切り替えます。
    川があふれていなくても浸水することはありますか?
    あります。短時間の強い雨で下水道や排水路が雨をさばききれなくなり、川があふれる前に道路・地下・低地が冠水する「内水氾濫」が先に起こります。アンダーパスや地下駐車場、半地下の住宅は、近くの川の水位が低くても危険です。ハザードマップで内水氾濫のリスクもあわせて確認してください。
    洪水予報の4段階(氾濫注意・氾濫警戒・氾濫危険・氾濫発生)はどう違いますか?
    危険度の低い順に、氾濫注意情報(レベル2相当・避難行動の確認)、氾濫警戒情報(レベル3相当・高齢者等避難)、氾濫危険情報(レベル4相当・全員避難)、氾濫発生情報(レベル5相当・すでに氾濫が発生、緊急安全確保)です。数字が大きいほど切迫しており、レベル4の時点で危険な場所から離れているのが理想です。
    このページの情報はどのくらいの頻度で更新されますか?
    上部のリアルタイムパネルは、ページを開いている間、気象庁の指定河川洪水予報を約90秒ごとに自動で取得し直します。手動で更新する必要はありません。数値・発表内容は速報値で、後から訂正されることがあります。