停電・断水時の備えと対処法

水の備蓄簡易トイレスマホ充電

台風や大雨、水害では強風や浸水で電柱・送電線・浄水施設が被害を受け、停電や断水が長時間続くことがあります。電気と水が同時に止まると、明かり・トイレ・スマホ・冷蔵庫など生活のあらゆる場面で困ります。ここでは停電・断水に備える持ち物と必要量、そして実際に起きたときの対処法をやさしく解説します。避難の判断には河川のリアルタイム水位もあわせて確認してください。

備えておきたい量の目安

💧 飲料水

1人1日3リットル×最低3日分(できれば7日分)。3人なら3日で27リットルが目安。

🚽 生活用水

トイレ・洗い物用に浴槽の水をためておく/ポリタンクで確保。断水前の備えが重要。

🔋 電源

モバイルバッテリーは常にフル充電。乾電池・カセットボンベも多めにストック。

水は「飲む水」と「使う水」を分けて考えるのがコツです。飲料水は密閉できるペットボトルで、生活用水は台風が近づく前に浴槽へためておくと断水時に役立ちます。人間用の非常持ち出し袋とあわせて準備しておきましょう。

停電時の対処法

明かりを確保:ろうそくは火災の危険があるため、LEDランタンや懐中電灯、スマホのライトを使う
スマホは節電:画面を暗くし、必要なときだけ使う。情報収集を優先する
冷蔵庫は開けない:扉を閉めておけば数時間は保冷が持つ。保冷剤や凍らせたペットボトルが役立つ
ブレーカーに注意:浸水したときは漏電・通電火災を防ぐため、避難前にブレーカーを落とす
調理:カセットコンロがあれば温かい食事がとれる。ボンベは多めに用意

停電が復旧したあとに起きる「通電火災」を防ぐため、濡れた家電は乾くまで使わず、ブレーカーを戻す前に異常がないか確認しましょう。

断水時の対処法

🚽 トイレ

便器にビニール袋を二重にかぶせ、新聞紙+凝固剤で簡易トイレに。使用後は縛って保管。

🧼 手洗い

ウェットティッシュや消毒液、アルコールジェルで代用。歯みがきは少量の水でOK。

🚰 給水

自治体の給水拠点へポリタンクを持参。場所は市区町村のHPや防災無線で確認。

断水で困るのは飲み水よりむしろトイレです。水道水以外の水で無理に流すと配管が詰まることがあるため、簡易トイレを準備しておきましょう。給水を受け取るためのポリタンクや、運搬用のキャリーカートもあると便利です。最新の状況はリアルタイム確認の方法もあわせてご覧ください。

台風が近づく前にやっておくこと

停電・断水は起きてからでは備えられません。台風や大雨の予報が出たら、接近する前に次の準備を済ませましょう。①モバイルバッテリーをフル充電する ②浴槽に水をためる ③飲料水・カセットボンベ・乾電池を補充する ④スマホで自宅周辺のハザードマップと避難先を確認する。早めの備えが、いざというときの安心につながります。マイ・タイムラインを作っておくと、いつ何をすればよいか迷わず行動できます。

よくある質問

飲料水は1人1日3リットルを目安に、最低3日分(できれば7日分)を備蓄します。家族3人なら3日で27リットルが目安です。これとは別に、トイレや洗い物に使う生活用水も必要なので、浴槽に水をためておく、ポリタンクに確保しておくなどの対策も有効です。
便器に大きなビニール袋を二重にかぶせ、中に新聞紙やペットシーツ、市販の凝固剤を入れて用を足し、使用後は袋を縛って燃えるゴミとして保管する「簡易トイレ」が基本です。断水時に水道水以外の水で無理に流すと配管が詰まる原因になるため、簡易トイレを準備しておきましょう。
モバイルバッテリーを普段からフル充電しておくのが基本です。大容量タイプなら数回分の充電ができます。車があればシガーソケットやUSBポートからも充電可能です。停電が長引くときは情報収集に必要なスマホのバッテリーを優先し、画面の明るさを下げる・機内モードを活用するなどで節電しましょう。
強風で電柱や送電線が倒れたり、飛来物で電線が切れると停電します。また浄水場や配水施設が浸水・停電すると断水が発生します。水害でポンプ場が止まると広い範囲で断水することもあります。台風接近の前に水の備蓄やモバイルバッテリーの充電を済ませておくことが大切です。