気象警報・注意報の種類一覧と特別警報との違い

警報7種類注意報16種類リアルタイム確認

気象庁が発表する防災気象情報は、危険度の低い順に「注意報」→「警報」→「特別警報」の3段階に分かれます。さらに大雨のときには、これらとは別に土砂災害警戒情報や指定河川洪水予報も発表されます。このページでは、それぞれの種類の一覧と違い、警戒レベルとの対応、そしていま自分の市区町村に出ている警報をリアルタイムで確認する方法を整理します。河川の水位は全国河川のリアルタイム水位、発表中の洪水情報は洪水警報・氾濫情報一覧で確認できます。

注意報・警報・特別警報の違いと警戒レベル

Lv.5
特別警報
緊急安全確保
Lv.4
土砂災害警戒情報・氾濫危険情報
避難指示
Lv.3
大雨警報・洪水警報
高齢者等避難
Lv.2
大雨注意報・洪水注意報
避難行動の確認

注意報=災害が起こるおそれ(警戒レベル2相当)

16種類あります。ハザードマップで自宅のリスクを確認し、避難経路を思い出す段階です。

警報=重大な災害が起こるおそれ(警戒レベル3相当)

7種類あります。高齢者・体の不自由な方・小さな子どものいる家庭は、この段階で避難を始めます。

特別警報=重大な災害の危険が著しく高まっている(警戒レベル5相当)

6種類あります。発表された時点ですでに災害が起きている可能性が高く、安全な避難ができない場合もあります。詳しくは特別警報とは?種類一覧と警報との違いをご覧ください。

気象警報の種類一覧(7種類)

  • 大雨警報…大雨による重大な土砂災害または浸水害のおそれ。括弧書きで「大雨警報(土砂災害)」「大雨警報(浸水害)」と種別が示されます。河川氾濫と直結します。
  • 洪水警報…大雨・長雨・融雪などで河川が増水し、重大な浸水害・堤防決壊などのおそれ。中小河川が主な対象です。
  • 暴風警報…暴風による重大な災害のおそれ。台風接近時に発表されます。
  • 暴風雪警報…雪を伴う暴風による重大な災害のおそれ。
  • 大雪警報…大雪による重大な災害のおそれ。
  • 波浪警報…高波による重大な災害のおそれ。
  • 高潮警報…台風や低気圧による海面上昇で、重大な浸水害のおそれ。沿岸部の広域浸水につながります。

このうち河川の氾濫・浸水に関わるのは大雨警報・洪水警報・高潮警報の3つです。cocochaの全国マップでは、この3種類を都道府県単位で色分けして表示しています。

気象注意報の種類一覧(16種類)

大雨・洪水・暴風・暴風雪・大雪・波浪・高潮・雷・融雪・濃霧・乾燥・なだれ・低温・霜・着氷・着雪の16種類です。大雨・洪水・高潮の各注意報は、雨が強まると同じ現象の「警報」に切り替わります。

河川・浸水に関わる注意報

  • 大雨注意報…土砂災害・浸水害のおそれ。警戒レベル2相当。
  • 洪水注意報…河川の増水・氾濫による被害のおそれ。警戒レベル2相当。
  • 高潮注意報…海面上昇による被害のおそれ。台風接近前に発表されることが多いです。
  • 雷注意報…急な強い雨・突風・ひょう・落雷のおそれ。局地的な短時間大雨(ゲリラ豪雨)の目安になります。
  • 融雪注意報…積雪の融雪により浸水・土砂災害のおそれ。春先の河川増水の要因です。

警報・注意報とは別に発表される防災気象情報

  • 特別警報(大雨・暴風・高潮・波浪・暴風雪・大雪の6種類)…数十年に一度の現象。警戒レベル5相当。
  • 土砂災害警戒情報…都道府県と気象台が共同発表。警戒レベル4相当。
  • 指定河川洪水予報(氾濫注意情報〜氾濫発生情報の4段階)…大きな川に、気象警報とは別枠で発表されます。
  • 記録的短時間大雨情報…1時間に100mm前後の猛烈な雨を観測・解析したとき。
  • 竜巻注意情報…積乱雲による突風のおそれ。有効期間は約1時間。
  • 早期注意情報(警報級の可能性)…5日先までに警報が出る可能性を[高][中]で予告。マイ・タイムラインの起点に使えます。
  • キキクル(危険度分布)…警報・注意報を地図上で1kmメッシュ表示したもの。

いま出ている警報をリアルタイムで確認する方法

① 気象庁「警報・注意報」
全国地図から都道府県 → 市区町村へドリルダウン。5分ごと更新
② cococha
大雨・洪水・高潮の警報を都道府県単位で色分け表示。河川水位と合わせて確認
③ 市区町村の防災メール・公式LINE
自分の地域だけをピンポイントで通知。事前登録が必要
④ 緊急速報メール(エリアメール)
特別警報・土砂災害警戒情報・避難指示が自動配信。登録不要

「◯◯県 警報 リアルタイム」で調べたいときは、まず気象庁の「警報・注意報」ページで県を選び、市区町村ごとの発表状況を見るのが確実です。cocochaのトップページ洪水警報・氾濫情報一覧では、河川氾濫に関わる大雨・洪水・高潮の警報と、指定河川洪水予報をまとめて確認できます。都道府県ごとの河川監視カメラは都道府県別 河川ライブカメラから探せます。

よくある質問

大雨・洪水・暴風・暴風雪・大雪・波浪・高潮の7種類です。このうち河川の氾濫や浸水に関わるのは大雨警報・洪水警報・高潮警報の3つです。注意報はこれに雷・融雪・濃霧・乾燥・なだれ・低温・霜・着氷・着雪を加えた16種類あります。
注意報は「災害が起こるおそれがある」段階(警戒レベル2相当)、警報は「重大な災害が起こるおそれがある」段階(警戒レベル3相当)です。大雨・洪水・高潮の注意報は、現象が強まると同じ名前の警報に切り替わります。警報が出たら高齢者や避難に時間がかかる人は避難を始めてください。
気象庁の「警報・注意報」ページで都道府県を選ぶと、市区町村ごとの発表状況が5分ごとに更新されます。cocochaのトップページと洪水警報・氾濫情報一覧では、河川氾濫に関わる大雨・洪水・高潮の警報と指定河川洪水予報をまとめて確認できます。市区町村の防災メールや公式LINEに登録すると、自分の地域だけの通知を受け取れます。
別の情報です。洪水警報は主に中小河川を対象に市区町村単位で発表される気象警報、指定河川洪水予報は国や都道府県が指定した大きな川に対して「氾濫注意情報〜氾濫発生情報」の4段階で発表されるものです。大きな川の近くに住んでいる場合は両方を確認してください。
いいえ。雨がやんでも上流から流れ下る水で河川の水位はしばらく上がり続け、地盤が緩んで土砂災害も遅れて発生します。警報や特別警報が解除されても、避難指示が解除されるまでは避難を続けてください。