気象情報には「注意報」「警報」「特別警報」があり、数字ではなく言葉で危険度を示します。なかでも大雨特別警報は最も危険度が高い情報です。意味と取るべき行動を整理します。判断には河川のリアルタイム水位や洪水警報もあわせてご確認ください。
注意報・警報・特別警報の違い
同じ「大雨」でも、危険度に応じて段階的に発表されます。
注意報
災害の恐れ
災害が起こる恐れ。最新情報に注意し備えを始める。
警報
重大な災害の恐れ
重大な災害が起こる恐れ。避難の準備・行動を。
特別警報
数十年に一度
経験したことのない大雨で重大な災害が差し迫る。命を守る行動を。
特別警報は「数十年に一度」の極めて危険な状況でのみ発表されます。発表時点ですでに災害が起きている可能性が高い段階です。
警戒レベルとの関係
大雨特別警報は警戒レベル5相当(緊急安全確保)にあたります。本来はレベル4「避難指示」までに避難を完了しておくべき段階で、特別警報を待ってから動くのでは遅すぎます。警報の段階で早めに行動することが命を守ります。各レベルの意味は警戒レベルとはで解説しています。
出たときに取るべき行動
ただちに命を守る行動を
特別警報は最後の呼びかけです。すでに浸水や土砂災害が起きている前提で、ためらわず行動します。
外が危険なら垂直避難
外への避難がかえって危険なときは、建物のより高い階や、崖・斜面から離れた部屋へ移動します。
正確な情報を確認
市区町村の避難情報、気象庁の発表、全国マップなどで最新の状況を確認し、慌てず行動しましょう。
関連する情報
特別警報の前段階で発表される情報も知っておくと、早めの判断に役立ちます。
- 記録的短時間大雨情報:数年に一度の猛烈な雨が降ったときに発表。災害の危険が急激に高まるサイン。
- 顕著な大雨に関する情報(線状降水帯):線状降水帯による大雨が予想・確認されたときの情報。
- 氾濫危険情報:河川がいつ氾濫してもおかしくない水位に達したときの情報。
よくある質問
警報は重大な災害の恐れがあるときに発表されますが、特別警報は『数十年に一度』の経験したことのないような大雨で、重大な災害が差し迫っているときに発表される最高レベルの警報です。発表時点ですでに災害が発生している可能性が高い段階です。
大雨特別警報は警戒レベル5相当で『緊急安全確保』にあたります。すでに災害が発生または切迫している段階のため、安全な避難ができるとは限りません。本来はレベル4までに避難を終えておくべきです。
ただちに命を守る最善の行動をとってください。外への避難が危険な場合は、建物のより高い階や斜面から離れた部屋へ移動する垂直避難を行います。すでに浸水・土砂災害が起きている前提で行動してください。