ペットの同行避難とは?

同伴避難との違い避難所のルール防災グッズ

台風や大雨で避難するとき、大切な家族であるペットをどうするかは大きな悩みです。環境省は飼い主とペットが一緒に避難する「同行避難」を原則としています。ここでは同行避難と同伴避難の違い、避難所でのルール、事前に備えるペット用防災グッズ、平常時のしつけをやさしく解説します。避難の判断には河川のリアルタイム水位の確認とあわせて早めの行動を。

同行避難と同伴避難の違い

🐕 同行避難

ペットと一緒に安全な場所まで避難する行動そのもの。環境省が原則とするのはこちら。

🏠 同伴避難

避難所で飼い主とペットが同じ空間で過ごせること。受け入れ可否は避難所による。

混同しやすいですが、同行避難ができても、避難所でペットと同室で過ごせるとは限りません。多くの避難所では屋外テントや別室でのケージ飼養になります。住んでいる地域のハザードマップとあわせて、ペット受け入れ可能な避難所を事前に確認しておきましょう。

避難所でのルール

避難所には動物が苦手な人やアレルギーのある人もいます。みんなが安心して過ごせるよう、次のルールを守りましょう。

ケージ・キャリーの中で飼養するのが基本
鳴き声・におい・抜け毛に配慮する
排せつ物は飼い主が責任を持って処理する
④ フードや水、トイレ用品は飼い主が用意する

避難所はペットにとっても慣れない環境でストレスがかかります。普段からケージに慣らしておくと、いざというとき落ち着いて過ごせます。

ペット用防災グッズチェックリスト

🍖 優先度:高

フード・水(最低5日分)/常備薬・療法食/キャリーバッグ・ケージ/リード・首輪・ハーネス

🧻 優先度:中

ペットシーツ・猫砂・トイレ用品/食器/ガムテープ・ビニール袋/タオル・ブラシ

📋 身元・健康

ワクチン接種証明/鑑札・マイクロチップ/ペットの写真(はぐれたとき用)/健康手帳

避難所で物資が届くまでには時間がかかります。ペットの分は飼い主が用意するのが原則です。人間用の非常持ち出し袋とあわせて、ペット用も準備しておきましょう。

平常時のしつけ・健康管理

災害時に落ち着いて避難するには、日頃の備えが何より大切です。キャリーバッグやケージに慣らしておく「待て」「おいで」などの基本のしつけワクチン接種・ノミダニ予防迷子札やマイクロチップで身元表示をしておきましょう。明るいうちの早めの避難が、ペットにとっても飼い主にとっても安全です。警戒レベルが上がる前に行動を始めてください。

よくある質問

同行避難はペットと一緒に安全な場所まで避難する行動そのものを指します。同伴避難は避難所で飼い主とペットが同じ空間で過ごせることを指します。同行避難ができても、避難所でペットと同室で過ごせるとは限らず、多くは別の場所でケージ飼養になります。
多くの自治体がペットの同行避難を推奨していますが、受け入れ方法は避難所ごとに異なります。屋外のテントや別室でのケージ飼養が一般的で、居住スペースへの同伴はできない場合が多いです。事前に住んでいる地域の避難所のペット対応を確認しておきましょう。
フード・水を最低5日分、常備薬、トイレ用品(ペットシーツ・猫砂)、食器、リード・首輪・ハーネス、キャリーバッグやケージ、ワクチン接種証明や写真などです。避難所で物資が届くまで時間がかかるため、ペットの分は飼い主が用意するのが原則です。
置いて行くと、はぐれて行方不明になったり、浸水で命を落とす危険があります。環境省も同行避難を原則としています。まず飼い主自身の安全を確保したうえで、平常時からキャリーに慣らす・身元表示をつけるなど、一緒に逃げられる準備をしておくことが大切です。