天気予報で「1時間に50ミリの激しい雨」と聞いても、それがどれくらい危険なのかピンとこない方は多いはずです。雨量は災害の危険度を知る大切な目安になります。ここでは気象庁の用語に基づき、雨の強さ(やや強い雨〜猛烈な雨)ごとの体感と起こりやすい災害を一覧でやさしく解説します。強い雨のときは河川のリアルタイム水位もあわせて確認しましょう。
雨の強さと災害の目安(1時間雨量)
10〜20ミリ/やや強い雨
ザーザーと降り地面一面に水たまり。傘をさしても足元がぬれます。
20〜30ミリ/強い雨
どしゃ降り。側溝や下水があふれ始め、小さな川が増水します。
30〜50ミリ/激しい雨
バケツをひっくり返したよう。道路が川のようになり、車のブレーキが効きにくくなります。
50〜80ミリ/非常に激しい雨
滝のような雨。傘は役立たず、地下街や低地に浸水のおそれ。河川氾濫の危険が高まります。
80ミリ以上/猛烈な雨
息苦しくなる圧迫感。大規模な災害が発生してもおかしくない、極めて危険な状態です。
同じ雨量でも、短時間に集中するほど危険です。記録的短時間大雨情報は、こうした猛烈な雨が観測されたときに発表されます。
雨量と河川氾濫・浸水の関係
短時間の強い雨は河川の急な増水を招きます。特に1時間50ミリ以上の雨が続くと、中小河川はあっという間に氾濫することがあります。都市部では下水が処理しきれず内水氾濫(浸水)が起こります。一方、大きな河川の氾濫は流域全体の総雨量が効いてくるため、上流で降った雨が時間差で下流に到達する点にも注意が必要です。
よくある質問
1時間に20ミリを超える『強い雨』から側溝があふれ始め、30ミリ以上の『激しい雨』では道路が川のようになります。50ミリ以上の『非常に激しい雨』、80ミリ以上の『猛烈な雨』では河川氾濫や土砂災害の危険が一気に高まります。
気象庁の区分で『非常に激しい雨』にあたり、滝のように降りバケツをひっくり返したような状態です。傘はまったく役に立たず、車の運転も危険で、地下街や低い土地への浸水のおそれが高まります。
短時間の強い雨は河川の急な増水を招きます。特に1時間50ミリ以上の雨が続くと中小河川はあっという間に氾濫することがあります。総雨量が多いほど大きな河川も危険になります。河川の水位はリアルタイムで確認しましょう。
気象庁の雨雲レーダー(ナウキャスト)やキキクル、各種天気アプリで現在と予想の雨量を確認できます。河川の水位は当サイトでリアルタイムに確認できます。